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ガイド

バカラの罫線の読み方:ビーズプレート、大路、ビッグアイボーイ

ビーズプレート、大路、ビッグアイボーイ、スモールロード、コックローチピッグを具体例で解説。どの罫線も次のハンドを予測しない理由も。

「罫線(ロード)」とは、ライブバカラの各テーブルの横に表示されるスコアボードのことで、現在のシューの結果を5通りの方法で記録したものです。ビーズプレートはすべてのハンドを順番に並べ、大路(ビッグロード)はそれをバンカーとプレイヤーの連続ごとにまとめます。そして3つの派生罫線(ビッグアイボーイ、スモールロード、コックローチピッグ)は、大路が同じ動きを繰り返しているのか、それともパターンが崩れているのかを示します。罫線はあくまで過去の記録です。次のハンドを予測するものではなく、どの罫線もベットのオッズを変えることはありません。

それでも罫線を覚える価値はあります。バカラのプレイヤーはシューの流れを罫線で語りますし、読めるようになるとテーブルの状況が追いやすくなります。このガイドでは、各罫線の仕組みを説明し、実際の結果の並びを使って派生罫線を作り、スコアボードからわかること・わからないことをはっきりお伝えします。

罫線が記録するもの、記録しないもの

どの罫線も、元になる情報はひとつだけです。各ハンドの結果(バンカー、プレイヤー、タイ)と、多くのボードではそれに加えてバンカーペアとプレイヤーペアの小さなマークです。配られたカード、合計、誰がいくら賭けたかは記録されません。5つの罫線は、同じ結果のリストを5つの見方で表したものにすぎません。

最初の2つの罫線では、色の決まりはひとつです。赤がバンカー、青がプレイヤー、緑がタイです。3つの派生罫線では赤と青の意味が異なり、これが最も混乱しやすい点です。詳しくは後ほど説明します。

ビーズプレート:すべてのハンドを順番どおりに

ビーズプレートは最もシンプルな罫線です。1ハンドにつき1つのビーズを、6つ並ぶ列に上から下へ、そして左から右へと埋めていきます。赤いビーズはバンカーの勝ち、青はプレイヤーの勝ち、緑はタイです。多くのボードでは、ビーズの中に勝った側の合計が書かれ、バンカーペアやプレイヤーペアがあれば隅に小さな点が付きます。

タイも含み、プレイの順番どおりに並んでいるため、特定のハンドで何が起きたかを知りたいとき、たとえば接続が切れた後に結果を確認したいときに見るのはビーズプレートです。

大路(ビッグロード):バンカーとプレイヤーの連続

大路はメインのスコアボードで、派生罫線の元になる罫線でもあります。中が空洞の丸で描かれます。

  • 各列は同じ結果の連続です。バンカーが勝ち続ける間、丸は同じ列を下へ進みます。
  • 結果が変わると、右側に新しい列が始まります。
  • タイには丸が付きません。タイは直前の丸に引かれた緑の斜線で示され(複数回なら数字が添えられます)、連続はタイがなかったかのように続きます。最初に勝敗が決まる前のタイは、最初の丸が現れた時点でその丸に記されます。
  • 1つの列には丸が6つまで入ります。連続がそれより長くなると、最下段に沿って右へ折れ曲がります。この曲がった部分はドラゴンテールと呼ばれ、片方のサイドの長い連続はよく「ドラゴン」と呼ばれます。

プレイヤーは大路の形をいくつかの決まった言葉で表します。長い列は「ツラ」や「ドラゴン」、バンカーとプレイヤーが交互に1つずつ並ぶ形は「チョップ」や「ピンポン」、2つずつの列は「ダブル」のパターンです。これらは過去を言い表したものであり、それ以上の意味はありません。

派生罫線:ビッグアイボーイ、スモールロード、コックローチピッグ

3つの派生罫線は、バンカーやプレイヤーをまったく表示しません。それぞれが大路に新しく記入されるたびにそれを見て、ひとつの問いを投げかけます。大路は以前と同じ動きをしているか? 答えがイエスなら赤、ノーなら青を記入します。赤は「繰り返し」、青は「パターンの崩れ」を意味します。ビッグアイボーイの赤はバンカーの勝ちではありません。

3つの罫線は、同じ問いを異なる距離で投げかけます。ビッグアイボーイは新しい記入を1つ左の列と、スモールロードは2つ左の列と、コックローチピッグは3つ左の列と比べます。同じ画面に並べられるよう、記号もそれぞれ異なります。ビッグアイボーイは中が空洞の丸、スモールロードは塗りつぶした点、コックローチピッグは短い斜線です。どれも大路と同じ方法で描かれ、同じ色が続く間は列を下へ進み、色が変わると新しい列が始まります。

大路に新しく記入されるたびに、次のルールを適用します。

  1. その記入が新しい列の始まりの場合:その罫線の距離で、直前の2つの列の長さを比べます(ビッグアイボーイなら、ひとつ前の列とそのさらに前の列)。長さが同じなら赤、違えば青です。
  2. その記入が列の続きの場合(2段目以降):比較する列を見ます。同じ段に記入があれば赤。ちょうど1段上で終わっていれば青。2段以上上で終わっていれば赤です。

各罫線は、比較できるだけの履歴がそろって初めて始まります。ビッグアイボーイは2列目の2段目の記入から始まります(2列目に記入が1つしかない場合は、3列目の最初の記入から)。スモールロードはその1列後から、コックローチピッグはさらに1列後から始まります。

計算例:ビッグアイボーイを作る

B B B P P B P P P P B B で始まり、2ハンド目の後にタイが1回あったシューを例にします。大路では5つの列になります。バンカー3つ、プレイヤー2つ、バンカー1つ、プレイヤー4つ、バンカー2つです。タイは2つ目のバンカーの丸に引かれた緑の斜線で、それ以降は何の役割も持ちません。

ビッグアイボーイは2列目の2つ目の丸から始まります。そこからのすべての記入は次のとおりです。

大路の記入比較対象確認できることビッグアイボーイ
2列目、2段目(P)1列目1列目に2段目がある赤
3列目、1段目(B)2列目と1列目長さは2と3で、同じではない青
4列目、1段目(P)3列目と2列目長さは1と2で、同じではない青
4列目、2段目(P)3列目3列目は1段上で終わっている青
4列目、3段目(P)3列目3列目は2段上で終わっている赤
4列目、4段目(P)3列目3列目は3段上で終わっている赤
5列目、1段目(B)4列目と3列目長さは4と1で、同じではない青
5列目、2段目(B)4列目4列目に2段目がある赤
B = バンカー、P = プレイヤー。タイはどの派生罫線でも無視されます。

したがってビッグアイボーイは赤、青、青、青、赤、赤、青、赤となり、赤1つ、青3つ、赤2つ、青1つ、赤1つの列として描かれます。スモールロードとコックローチピッグも、比較する列を2つ左、3つ左にして同じ手順をたどります。一度手で罫線をひとつ作ってみれば、残りは1分もかかりません。

多くのライブテーブルでは、スコアボードの横に小さな「もしも」のアイコンも表示されます。次のハンドがバンカーだった場合とプレイヤーだった場合に、各派生罫線にどのマークが付くかを示すものです。罫線を追うプレイヤーのための便利な機能ですが、両方の可能性を示しているのですから、予想ではありません。

罫線で何かを予測できるのか?

できません。これはこのページで最も重要な一文なので、その理由を正確に説明しておきます。

  • ルールには記憶がありません。各ハンドはシューから配られ、決められたドローのルールに従って進みます。次のハンドでバンカー、プレイヤー、タイになる確率は、大路にバンカー8連勝のドラゴンが出ていても、きれいなピンポンが並んでいても変わりません。連続が「長く続きすぎた」から変わるはずだと考えるのは、ギャンブラーの誤謬です。
  • カードはシューに戻りませんが、罫線にはそれが見えません。厳密には、シューから配られたカードは戻されないため、シューが進むにつれて残りのカードの構成はわずかに変わります。バカラでのカードカウンティングの分析では、その変化は小さすぎて、実際にはどのメインベットもプレイヤー有利にはならないことがわかっています。そもそも罫線は、どのカードがシューから出たかさえ記録せず、どちらが勝ったかだけを記録しています。
  • パターンはどんなランダムな並びにも現れます。勝敗が決まった70ハンドの中で、同じサイドが6回以上続く連続が少なくとも1回現れる確率は、およそ3分の2です。ツラもチョップも、ランダムとはまさにそういう見た目のものです。スコアボードはそれを目に見えるようにするだけで、意味を与えるわけではありません。
  • ハウスエッジは変わりません。罫線がどう見えても、コミッションありのテーブルではバンカーが約1.06%、プレイヤーが約1.24%、8:1のタイが約14.4%のままです。これらの数字はバンカーとプレイヤーのオッズのガイドで詳しく解説しています。

コストがほとんど変わらない2つのベットのどちらを選ぶかを罫線で決めるのは、方法ではなく儀式として扱う限り、害のない楽しみ方です。害になるのは、「確実な」パターンに背中を押されてベット額を上げてしまうときです。そうしたくなるようなら、ベッティングシステムでハウスエッジに勝てない理由のガイドを読むほうが役に立ちます。

天下ベット でのスコアボードの見方

ライブバカラのテーブルを開くと、映像の下か横にスコアボードがあります。レイアウトはスタジオによって異なり、5つの罫線をすべて一度に表示するものもあれば、切り替えたり、スマートフォンでボードを拡大したりできるものもあります。テーブルのインフォパネルでは、そのスタジオが使う記号(ペアのマークや「もしも」のアイコンを含む)が説明されており、各ベットの配当と上限・下限も確認できます。

次のような習慣が役に立ちます。

  1. 結果の確認にはビーズプレートを使う。タイも含めた、順番どおりの完全な記録です。
  2. 罫線はシューごとにリセットされることを覚えておく。新しいシューでは空のボードから始まります。何も引き継がれないということを思い出させてくれます。
  3. ベット額はボードとは無関係に決める。ベット額はセッションの前に決め、連続を見た後で決めないようにしましょう。

スピード、スクイーズ、ノーコミッションといったテーブル形式の違いは、ライブバカラのバリエーションのガイドで取り上げています。どのテーブルを選ぶにしても、まず予算を決めてください。責任あるギャンブルのツールを使えば、アカウントに上限や休止期間を設定できます。

よくある質問

ビッグアイボーイの赤は何を意味しますか?

派生罫線では、赤は大路が以前の動きを繰り返していること、青はパターンが崩れていることを意味します。ビッグアイボーイ、スモールロード、コックローチピッグでは、赤はバンカー、青はプレイヤーという意味ではありません。

大路ではタイはどのように表示されますか?

タイには専用の丸が付きません。直前の丸に引かれた緑の斜線で示され、タイが複数回あれば数字が添えられます。派生罫線ではタイは無視されます。

バカラのドラゴンテールとは何ですか?

大路の1つの列には丸が6つまで入ります。同じ結果の連続が6つを超えると、最下段に沿って右へ折れ曲がります。この曲がった部分をドラゴンテールと呼びます。

バカラの罫線で次のハンドを予測できますか?

いいえ。罫線は過去の結果を記録しているだけです。各ハンドは決められたドローのルールに従い、バンカー、プレイヤー、タイの確率はスコアボードがどう見えても同じです。